
EOS Kiss Mの後継機、EOS Kiss M2が発表されました!
基本的には初代とほとんど同じなのですが、以下の記事でEOS Kiss M2と初代EOS kiss Mの違いについて解説しています!

去年の9月にEOS Kiss Mを購入してあっという間に1年間経ちました。
この1年EOS Kiss Mと一緒にいろいろな場所に行き、たくさんの写真を撮りました!
EOS Kiss Mのことは色々とこのブログでも記事を書きまして、アクセスもたくさん頂いています!!
特に以下の2記事のアクセス数がすごく、みなさんEOS Kiss Mにとても関心があるのだなと思います。
▼EOS Kiss Mを購入したときの記事

▼EOS Kiss Mにおすすめのアクセサリーの記事

この一年にEOS Kiss Mを使いまくってわかったEOS Kiss Mのとても良いところ、そしてちょっと残念な点を徹底的にレビューしてみます!
EOS Kiss Mを買おうか悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね!!
記事の最後には実際にEOS Kiss Mで実際に撮った個人的お気に入りの写真も載せています!
EOS Kiss Mを購入時点での私のカメラ歴
私がEOS Kiss Mを購入したのは2018年の9月です。
それまで一眼レフカメラやミラーレスカメラといったものは触れたことがなく、初めての本格的なカメラでした。
過去にSONYのコンパクトデジカメを持っていた事もありましたが、スマホの進化によりすっかり使わなくなりました。
もっぱらiPhoneで写真撮影していた、完全カメラ素人でした。
そんな状態でしたが、EOS Kiss Mは簡単に使いこなすことができ、素敵な写真を沢山撮ることができました。
今でも素人レベルですが。。
そして、扱っているうちにカメラもちょっとずつ詳しくなり今ではF値もISOもEOS Kiss Mでマニュアルで操作しながら写真撮ることができています!
EOS Kiss Mを買ってよかった点
スマホより断然良い写真が撮れる!
当たり前ですが、ミラーレス一眼レフカメラ。スマホなんかより全然良い写真が撮れます。
やっぱりスマホより優れてると思う点が、背景ボケ・暗い場所・望遠・広角などの写真です。
もちろん今のスマホはソフトウェア的な処理で、暗い場所でもきれいに撮れたり、背景ボケも作り出したりで一眼にも迫る写真を撮ることができます。
それでも現時点では、カメラのレンズによる光学的な映像のほうがきれいな気がします。
個人的にスマホでは撮れないなと思ったのがこの写真

オーストラリアのエアーズロックで撮影した写真です。
エアーズロックの前の草原がおびただしいライトでライトアップされるのですが、砂漠のど真ん中なので光源は足元のこのライトだけで、本当に真っ暗です。
iPhoneではまともに写真撮ることができなかったのですが、EOS Kiss Mでは手持ちでここまできれいに写真撮ることができました!
スマホも、レンズやセンサーの物理的な大きさはまだまだミラーレス一眼カメラを越えられない壁だなと思ったワンシーンです。
初心者でも簡単に扱える!
私が買ったEOS Kiss Mはダブルレンズキットで、付属のレンズとして15-45mmのズームレンズと、22mmの単焦点レンズがついていました。

この22mmの単焦点レンズで写真を撮った時はとても感動しました!

なんの変哲もないファミマのアイスコーヒーですが、22mmの単焦点レンズをつけてなにの設定もせずに適当にシャッターを押しただけで簡単に背景がボケた写真が撮れました。
と感動したことを覚えています。
EOS Kiss Mは初心者向けの位置づけということもあり、本当に簡単に写真撮ることができる工夫がなされています。
その最たる例がオートモードです。
何も難しいこと考えずにオートモードに設定するだけで、それっぽい写真が撮れるのです!!
EOS Kiss Mを買ってから数ヶ月はこのオートモードで、だんだんミラーレスカメラに慣れていきました。
▼オートモードで撮ったソウルのチーズドッグ

慣れてきたらカスタムしたり、完全マニュアルでも写真が撮れる!
初心者に優しいとはいえ、人はいつか初心者を脱するものです。
その時に初心者機では物足りないかなと思いましたが大丈夫です。
EOS Kiss Mはプロのサブ機としても選ばれるぐらいです。
オートでもきれいに撮れるのですが、もちろんマニュアルでF値・ISO・シャッタースピードを設定できます。
特に便利だなと思ったのは「絞り優先モード」
F値は自分で設定すると、あとの設定はオートで設定してくれるモードです。
▼シャッタースピードを長くして撮った夜景写真!

▼F値を下げて(開放で)シャッタースピードを短くして手持ちで夜景

▼シャッタースピードを眺めにして滝の流れている感じの写真

もちろんマニュアルや絞り優先モードなどは、ミラーレスカメラには一般的にあると思うのですが、スマホやコンデジではなかなか難しい設定なのです!
また一眼カメラの良いところはレンズを交換できるという点です。
場面に合わせて広角や望遠のレンズにしたり、暗い場所ではF値の小さいレンズに交換したりということができます。
私はSigmaの17-50 F2.8のレンズを追加購入いたしました!

このレンズは全域でF2.8と明るいズームレンズで、万能なレンズとして旅行中などに大活躍しています!!
コンパクトで軽く簡単に持ち運べる!
EOS Kiss Mの良いところとして、とてもコンパクトというのもあります。
たとえば、22mmの単焦点レンズをつけた状態だとこの大きさです。

ちょっとしたお出かけにも、コンパクトデジカメ感覚で持ち運べて、それでいてとてもきれいな写真が撮れます!
せっかく良いカメラでも、重くて持ち運びが不便だと外に持っていくのが不便で結局使わなくなるという話も聞きます。
その点EOS Kiss Mは相棒のようにどこにでも持ち運べる、最高のカメラです!!
EOS Kiss Mを使ってちょっと残念だった点
USB充電できない上に、カメラへの給電ができない
EOS Kiss Mを購入した時についてくる純正の充電器の問題なのですが、なんとUSBで充電できません。
バカでかい充電器でしかも、コンセントに直接挿すタイプ。。。
さっさっと、サードパーティ製の充電器を購入することをおすすめします!!

さらに、カメラ本体にmicro-USBがついています。
まあ、micro-USBは良いとしてもカメラのUSB端子から給電できない!!!
データを読み取るだけで、充電できないのです!!!!
たとえば、長い動画を回したい時に給電しながら録画したいこともあると思いますが、それもできません!!!
これは次世代では、修正してほしい。
レンズの拡張性が低い
EOS Kiss Mだけの問題じゃなく、Canon EOS Mシリーズ全般はEF-Mマウントのレンズを装着します。
純正のラインナップが少なく、さらにサードパーティ製も少ないのが実情です。
もちろんこういうマウントアダプターを使用すれば、Canonの一眼カメラ用レンズEFレンズを使用できます。
EFシリーズはCanon純正もサードパーティ製もたくさんラインナップあるのですが、マウントアダプター使用するのでせっかくコンパクトなEOS Kiss Mが大きくなってしまいます。
最近SigmaからEF-Mレンズが発売され、ちょっとずつラインナップが増えてきましたがそれでもやっぱり選択肢は少なめです。

そこは購入する前にデメリットであると認識しておいたほうが良いかもです!
手ブレ補正が効かない
EOS Kiss Mには手ブレ補正がありません!!!
一部の純正レンズ(EF-M 15-45mmとか)だと、軽い手ブレ補正あるのですが、そんなに使えません。
これは明確なデメリットとして、EOS Kiss Mを購入する際は認識しておいたほうが良いと思います。
写真は三脚使えば別に良いのですが、動画はブレブレの動画になりがち。。。
iPhoneやGoProでヌルヌルの動画撮れるのに対して、EOS Kiss Mはダイレクトに振動が映像に伝わりますので酔いやすいです。
歩きながら動画撮影などはあまり向かないと思います!!
EOS Kiss Mで撮ったお気に入りの写真12枚!

シドニーで撮ったお気に入りの写真!
結構暗い状況だったのだけど、手持ちでこんなにきれいに撮れるのすごくない?

札幌で撮影したお気に入りの写真!
空の青と赤い花が際立った写真、アングルもお気に入り

くらい室内からとったけど、海と部屋がきれいに描けている!!

新潟の清津峡で撮影した写真。
シルエットの人は知らない人w
深い緑と光のバランスがとてもお気に入り

シドニーで撮ったお気に入りの写真。
パブの前で立つおじさんが渋い・・・!

ソウルで撮影したレインボー噴水。
これは三脚使って撮った。EOS Kiss M買ってまだ1ヶ月も経たない超初心者の頃にオートで撮った写真だけど、とてもきれいだよね!!?

小豆島で撮影した、瀬戸内国際芸術祭の写真。
無数の竹が飛び出ているんだけど、写真で見ると不思議な感じに見えるよね。

金沢で撮影した写真。この写真めっちゃきれいじゃない?!
カタログとかに載ってそうじゃない??!

シドニーで撮影したパンケーキ!!
EOS Kiss MのEF-M 22mmは結構近寄って写真も撮れるので、食べ物写真にとても向いてる!

冬の札幌で撮影した写真。
色がとってもエモくない?!この写真とてもお気に入り。

オーストラリアのエアーズロックで撮影。
レンタカーのサイドミラー越しにエアーズロックを移すというおしゃれな構図がとってもお気に入り!

金沢の20世紀美術館で撮影した写真。たまたま前日に雨降って、窓が水たまりに写り込んでいた。
こうやって、撮った写真を見返すといろいろな場所にEOS Kiss Mと一緒に行ったなぁ
やっぱりEOS Kiss Mがコンパクトでどこへでも気軽に持っていける機動性のおかげだな!
EOS Kiss M徹底レビューまとめ
EOS Kiss Mの良い点
- 初心者でも簡単に、スマホよりきれいな写真が撮れる!
- 圧倒的にコンパクトでどこへでも持ち運びできる!
- 慣れてきても、カスタムしながらヘビーに使う事もできる!
EOS Kiss Mの残念な点
- USBで充電できずとても不便
- レンズの拡張性が低い
- 手ブレ補正が弱い
実際にEOS Kiss Mを購入して1年使い倒したけれども、とても満足しています。
ミラーレスカメラで一番売れているのがわかります。
初めて本格的なカメラをやってみようと思っている方や、コンパクトで気軽なカメラを探している方には全力でおすすめのカメラです!!!
どの種類のEOS Kiss Mを買えばわからないという人は、以下の記事を参考にしてください!

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