![α5100 vs EOS Kiss M](https://www.shioring.com/wp-content/uploads/2019/09/fae0c5a5155ed9c24eb392727cab96f4-1024x576.jpeg)
EOS Kiss Mの後継機、EOS Kiss M2が発表されました!
基本的には初代とほとんど同じなのですが、以下の記事でEOS Kiss M2と初代EOS kiss Mの違いについて解説しています!
![](https://www.shioring.com/wp-content/uploads/2020/10/EOS-kiss-m2.001-320x180.jpeg)
1年ほど前(2018年9月)に、SONY α5100かCanon EOS Kiss Mのどちらを買おうか、とっても悩んでいる!という記事を書きました。
![](https://www.shioring.com/wp-content/uploads/2018/08/20180826001913-320x180.jpg)
この記事はとても反響があり、一年経った今でもたくさんのアクセスを頂いています。
SONY α5100は2014年の発売であり、上記の記事を書いた2018年当時でも多少旧機種感がありました。
悩んだ挙げ句結局私は、最新機種であるEOS Kiss Mの方を購入しました。
しかし!それから1年後、ついにα5100の後継機であるα6100が発表されました!!!
ちなみに、α6100に半年以上先行して発売されていたα6400とEOS Kiss Mとの比較記事はこちらです!
![](https://www.shioring.com/wp-content/uploads/2019/08/db3185e14e00db1da19b2d9817d3eb4d-320x180.jpeg)
α6100とEOS Kiss Mの特徴は?
α6100もEOS Kiss MもAPS-Cサイズのセンサーを搭載した、小型軽量なミラーレス一眼カメラです!
どちらもエントリーモデルで初心者にも使いやすく、さらに自撮りにも対応しているのがこの2機種の特徴です!
2機種ともエントリーモデルで初心者にとても使いやすいのはもちろんですが、上級者もサブ機として使用するぐらいの実力派のカメラです!
APS-Cとは、センサーサイズの大きさの規格です!
センサーサイズはフルサイズやAPS-C、マイクロフォーサーズなど色々規格があります。
センサーサイズが大きいほど背景のボケ量が多くなったり、高画質にしやすかったり色々メリットがあります。一方でセンサーサイズが大きいほどカメラも大きくなります。
フルサイズセンサーは各社高級ラインとしてラインナップしていますが、APS-Cはそれに次ぐ大きさのセンサーです。
APS-Cはしっかり高画質で写真が撮れて、背景もちゃんとボケるけど、フルサイズほど重くて大きない!
そんな特徴を持ったセンサーです。
そしてもちろん、どちらの機種も背面液晶を前面に向けることができます!
![EOS Kiss M](https://www.shioring.com/wp-content/uploads/2019/08/angle-1.jpg)
![](https://www.sony.jp/products/picture/original_ILCE-6100_img_04.jpg)
去年α5100とEOS Kiss Mの比較記事を書いたときは、自撮り可能なミラーレスカメラが少なくα5100とEOS Kiss Mぐらいしか選択肢がありませんでした。
ただ、今年発表されたα6400もさらに最上位機種のα6600も背面液晶が180°回転するようになりました。
旅行で写真撮ろうと思っている人は絶対に、背面液晶が前を向いて自撮りできるか確認したほうが良いと思います!
α6100とEOS Kiss Mの発売日と価格は?
EOS Kiss Mとα6100の発売日はそれぞれ以下の通りです。
- EOS Kiss M:2018年3月
- α6100:2019年10月25日発売予定
α6100の前の機種のα5100が2014年発売なので、実に5年ぶりのリニューアルですね!!
EOS Kiss Mの方は発売後1年半経ちますが、まだまだ現役バリバリです。
それぞれの価格は以下の通り
- EOS Kiss M ボディのみ:63,800円
- α6100 ボディのみ:89,900円
価格は発売後1年以上経っているEOS Kiss Mは価格が下がってきており、かなりお得感が出ていますね!
α6100は、現時点(2019年9月)で未発売ですがソニーストアの価格です!
じゃないと、更に上位機種のα6400とほとんど値段変わらないぐらいになっちゃうしね
EOS Kiss Mとα6100のデザインやサイズ・重さは?
以下の写真を見てもわかる通り、α6100とEOS Kiss Mは大きくデザインが異なります。
一番大きく異なる点は、ファインダーの場所です。
![Kiss M α6100](https://www.shioring.com/wp-content/uploads/2019/09/88acc8efab1d52764f4eb0a329269e16-1024x576.jpeg)
α6100の方は、すっきりと四角い形の中にファインダーが収まっており、パット見た感じはコンパクトデジカメっぽいですね。
一方EOS Kiss Mは中央にファインダーが突起していて、一眼レフって感じの見た目です。
どちらが良いとかはないですが、好みになります。
デジタルカメラにファインダーは必要?
背面に液晶あるから、ファインダー除く必要ないじゃんと思いません?私もミラーレスカメラ買うまではファインダーなんて必要ないんじゃないかなぁって思ってました。
でも実際ファインダーを覗いて写真を撮ることで、とても画作りが安定します。
ファインダーを通した情報以外が遮断されるので画作りに集中できることや、物理的にカメラが安定するなどの理由があります。
ミラーレスカメラ買うまではファインダーの位置などは気にしませんででしたが、今後新しいカメラを購入するときはファインダーの使いやすさも気になります。
α6100とEOS Kiss Mのサイズと重量は以下の表の通りです。
α6100 | EOS Kiss M | |
重量 | 352g | 351g |
サイズ |
120.0×66.9×59.4mm |
116.3×88.1×58.7mm |
カラーバリエーション | ブラック/ホワイト | ブラック/ホワイト |
サイズやカラーバリエーションはほぼ同じです!
どちらもとてもコンパクトで軽くて持ち運びやすいサイズです。
EOS Kiss Mのほうがファインダーが突起していて分高さがあり、大きく感じると思います。α6100のほうが、かばんへの収まりは良さそうです。
とはいえ、どちらを買っても、どちらともとても軽く小型で、非常に機動性に優れていると思います!
α6100とEOS Kiss Mの写真撮影性能は?
それぞれのカタログスペックは以下の通りです。
α6100 | EOS Kiss M | |
有効画素数 | 約2,420万画素 | 約2,400万画素 |
ISO感度 | 100~32,000 | 100~25,600 |
シャッター速度 | 1/4000~30秒 | 1/4000~30秒 |
連続撮影速度 | 11枚/秒 | 10枚/秒 |
カメラの写真撮影スペックについては、ほぼ互角です!
α6100のほうが1秒間の連続撮影速度が1枚多いのと、ISO感度がEOS Kiss Mより高感度も対応しています。
とはいえ、それほどスペックに大きな差はなさそうです。
画質は、どちらも間違いなくきれいに撮れます。
公式サイトから、撮影例を引用いたします。
![α6100 写真例](https://www.shioring.com/wp-content/uploads/2019/09/65cec56c9dd27f2c8c98bb562c8e2830-1024x673.png)
![EOS Kiss M 撮影例](https://www.shioring.com/wp-content/uploads/2019/08/scene-08.jpg)
どちらもきれいに撮れていますよね!!
α6100は、暗い中でもしっかり背景がボケてピントも合っている写真が撮れていて、スペックの高さを感じます。
EOS Kiss Mも柔らかな、そして明るい画作りがされておりとてもきれいです。
写真の出来栄えは個人の好みがあると思いますので、自分が好きな写真が撮れるのはどちらか、公式サイトの撮影例なんかを見て参考にしてください!
EOS Kiss Mとα6100のAF性能は?
α6100に先行して発売している、α6400のAF(オートフォーカス)の速度が尋常じゃないぐらい早いです。EOS Kiss Mを圧倒しています。
ただ、α6400に対してα6100のAFがどの程度早いかは現時点では不明です。
公式サイトの以下の表記を見ると、世界最速AFと謳っているα6400に対して、α6100は単に高速とか書かれていません。
![α6100 AF](https://www.shioring.com/wp-content/uploads/2019/09/29079d6bd585d692b529b20fcdb699cd-1024x821.png)
高級ラインと差別化するためにわざと、AFの性能落としているかも
とはいえ、現時点ではまだα6100が未発売なので正確なことは不明です。
実物が店頭などに並び始めたら、AF速度チェックしたいと思います!
ただ、EOS Kiss Mも決してAF性能が悪いわけではありません。
しっかり高速でピント合わせてくれますし、瞳フォーカスももちろん搭載されています。
とはいえ、EOS Kiss Mは基本スペックの高さではなく、使いやすさをウリにしたカメラです。
公式サイトを見ても、α6100はAF性能の高さなどスペックの高さをアピールしているのに対し、EOS Kiss Mは使いやすさをアピールしています。
![α6100 特徴](https://www.shioring.com/wp-content/uploads/2019/09/3ccc9bf5ef469a5ba75759a95e29d4ec-1024x578.png)
![EOS Kiss M公式サイトより](https://www.shioring.com/wp-content/uploads/2019/09/fd13588b6037f5935a7ac8923b00bb29-1024x531.png)
カメラ好き・ガジェット好きでスペックの高さや拡張性を求める人はα6100
お母さんなど、かんたん設定でオートにかんたんに写真を撮りたい人はEOS Kiss Mって感じですね!
![](https://www.shioring.com/wp-content/uploads/2019/10/70c3648d3c85b5f452c49559547886d1-320x180.jpeg)
EOS Kiss Mとα6100の動画性能は?
それぞれの動画性能のカタログスペックは以下のとおりです。
α6100 | EOS Kiss M | |
記録サイズとFPS | 4K/30P, Full HD/120P | 4K/24P, Full HD/60P |
AF | 瞳AF 非対応 | 顔+追尾優先AF |
連続撮影時間 | 制限なし | 29分59秒 |
フレームレートはα6100が4KやFull HDでも高いフレームレートで撮影できて優位です!
フレームレートとは、1秒間に何枚の画像で動画を構成しているかということです。
120Pなら1秒間に120枚の画像で動画を構成しています。
つまり、フレームレートが高いほどなめらかでヌルヌルの動画になるけど容量も重くなります!
基本的に動画性能はα6100のほうが良さそうな気がしますが・・・
なんとα6100は、上位機種に搭載されている動画撮影時のリアルタイム瞳AFが対応していないのです。
発売前ということもあり、公式サイトや色々な記事を見てもα6100の動画撮影時のAF性能がどの程度かはまだ詳しくわかりません。
とはいえ、α6100は明らかに上位機種よりも性能を落としています。
そうじゃないと、上位機種売れないしね。でもその分コスパがよくなっています。
一方でEOS Kiss MはCanonのAPS-Cラインでは最上位機種であり、発売当時の最高スペックです。
動画でも、動体追跡や顔認識して追従してAFでピントをあわせてくれます!
α6100とEOS Kiss Mのレンズマントについて
レンズ交換式のカメラを買ったら、やっぱり色々なレンズを試したい!と思いますよね。
でも、カメラレンズは基本的にカメラ本体が対応している規格のレンズしか装着できません。
- α6100はEマウント
- EOS Kiss MはEF-Mマウント
EマウントはSONYのレンズ規格です。
![Eマウントレンズ](https://www.shioring.com/wp-content/uploads/2019/09/b543f7b423b06f4adf24d54dfdcc6eba-1024x487.png)
APS-C用からフルサイズまでラインナップされており、コスパの高いレンズから、フルサイズ用の超高級レンズまでバラエティに富んでいます。
そしてAPS-Cはなんと、フルサイズ用のレンズも装着できるのです!!!
つまり、α6100のレンズ選択肢はEマウントレンズすべてということです。
まずはα6100にフルサイズ用のレンズを装着して、そのうちフルサイズカメラのα7R4へステップアップというのもありですね!
一方でEF-Mは、CanonのAPS-Cミラーレスカメラ用のレンズ規格でラインナップはかなり少ないです。
![EF-Mマウントレンズ](https://www.shioring.com/wp-content/uploads/2019/09/cb2813bacdc80593e50cca513f94ceb7-1024x638.png)
Canonからは7本のレンズしかラインナップされておらず、サードパーティ製のレンズが少ないのも現実です。
最近やっとカメラレンズメーカーのSIGMAからEF-Mマウントレンズが発表されたぐらいです。
![EF-M SIGMA](https://www.shioring.com/wp-content/uploads/2019/07/sigma-EF-M.001-320x180.jpeg)
ただマウントアダプターを使えばEFレンズというCanonの一眼レフカメラ用のレンズを使うことができます!(フルサイズ、APS-C用どちらも)
EFレンズはCanonの主力レンズ群で、そのラインナップはかなり豊富です!!
とはいえ、ミラーレスカメラ用に設計されたレンズではないのでマウントアダプターを介す必要があり、大きく・重くなってしまいます。
CanonからはフルサイズミラーレスのEOS RやEOS RPなどが発売されているのですが、それらのレンズマウントはRマウントという別規格でEOS Kiss Mには装着できません・・・
とはいえ、EF-MはCanonのAPS-Cラインのカメラ(EOS Mシリーズ)の専用設計で、全て小型・軽量で持ち運びしやすいのに、非常に高画質でかなり使いやすいレンズばかりです!!
α6100とEOS Kiss Mの比較まとめ
- 最新機種の最新スペックで高画質な写真をバリバリ撮りたい人!
- 将来フルサイズへのステップアップも考えてレンズを色々使いたい人!
- コスパ重視だけど、高性能できれいな写真を撮りたい人!
- オートモードでかんたんに素敵な写真を撮りたい人!
![](https://www.shioring.com/wp-content/uploads/2019/10/70c3648d3c85b5f452c49559547886d1-320x180.jpeg)
今更ですが。α6100のAF速度も0.02秒でα6400と同じです。違いは(動画4KHDR)対応と非対応です。
新機種で動画に特化した(VLOGCAM ZV-E10)
に置いては(動画4KHDR)AF0.02秒、動画瞳AFも全て対応しています。
(個人的に動画で瞳AFは必要ないと思うけど)
追伸、キャノンのAPS-Cは22.3 x 14.9 mm
ソニー、ニコンのAPS-Cは23.5 x 15.6 mm
(余計なお世話かと思いますが一応)