京都って神社仏閣に代表される古い建築物が多いイメージあります。
実際1000年以上続く神社とか多いです。
一方で100年程前に建てられた、洋式の近代建築もかなり豊富です。
大きな災害や戦災が無かったというのがその理由と言われています。
私は大学時代と大学院時代のの6年間は京都で過ごしており、今でも京都はよく行きます。
学生時代は神社とかは結構回ったのですが、近代建築を見過ごしておりました。
ですので、最近は京都に行くと、神社以外にも洋風建築にも注目するようになりました。
今回紹介する本は以下の本です。
- 作者: 田中禎彦,小野吉彦
- 出版社/メーカー: エクスナレッジ
- 発売日: 2015/09/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本は日本国内の美しい建築物と、それの説明
さらに建築家や明治〜大正の日本の近代建築についての解説があります。
美しい建築の写真ばかりで、とても楽しいです。
というわけで、今回はこの本に紹介されております京都の「長楽館」行ってきました。

長楽館は煙草王と呼ばれた実業家村井吉兵衛により、国内外の来賓をもてなすために為に建てたられた建築物です。

この写真の長楽館ってところに伊藤博文の名前も入っています。
現在はホテルとカフェになっており、利用すれば中に入って見学することもできます。
今回は長楽館でランチを頂きました。

ちなみにこの長楽館は建物だけでなく、中の調度品も文化財になっており
文化財の椅子やテーブルで食事することができます。
村井吉兵衛の紋章がオリーブと柏であり、そのエンブレムが至るところに刻まれております。
また食器などにもその紋章が描かれており、一つ一つがとても凝っています。


食事はオーソドックスなフレンチのコースで、季節の食材をふんだんに使い、非常に美味しいです。
また中の雰囲気も合わさって、かなりの非日常感を味わうことができます。


中までしっかり見学できて、ご飯も食べられる建築の文化財って結構貴重です。

場所も円山公園の隣で、アクセスも良く、京都に来るならオススメの観光地です。
京都に来た際は立ち寄るのおすすめです。