ボストンコンサルティング 中途採用面接2次面接レポート

ボストンコンサルティング2次面接
ボストンコンサルティング2次面接

ボストンコンサルティングの2次面接のレポートです!

1次面接の様子はこちらから▼

https://www.shioring.com/work/bcgreport1/

今回の面接は東京に呼ばれました。

[chat face=”d160a53f71104dc4e5ed3c300ba3ba79-2.png” name=”しおりんぐ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]ボストンコンサルティングの面接は交通費が出る。ありがたい。[/chat]

ADLやCDIは東京で面接でも、交通費出なかったです。

東京以外で転職活動してると、交通費出してくれるかどうかで、東京まで行くかどうか決めるときもあります。

むしろボストンコンサルティングが交通費出してくれるので、それに合わせてアーサー・D・リトルやコーポレイト・ディレクションの面接もかぶせました。

転職エージェントに頼むとそういうのも調整してくれるので楽です。

https://www.shioring.com/work/agent/

面接前の準備は、志望動機が1次面接からの内容とブレがないように、1次面接の内容を復習。

以下のような感じで志望動機を復習しました。

BCG2次面接の事前準備(志望動機)

なぜコンサルタントなのか?

現職ではマーケティングや商品開発の業務を通じて課題解決の楽しさややりがいを実感しました。

例えば現職では、〜(課題解決でうまく行ったときの具体例)

今後はさらに大きな課題解決に向けてコンサルタントとして、クライアントの課題解決を通じより大きな仕事にチャレンジして、成長していきたいと思います

なぜボストンコンサルティングなのか?

現職では中期経営計画を定めるメンバーに選ばれたことがあります。

その際に御社の社員の方々と一緒に働いた経験から、御社を志望致しました。(これ本当)

そこで、他のコンサルタントファームの方々よりも御社の社員がいきいきと仕事しているのを間近で見て、そのようなファームで力を試したいと思います。

みたいな感じでテキトーにいつもどおり準備しておきました。

(ほんとテキトーだなww)

ボストン・コンサルティング2次面接内容

面接官はパートナー(かなり偉い人)レベルの人でした。

2次面接でいきなり?!と思いましたが、、、

結構圧がすごかったです。

まずはいつもどおり、自己紹介と志望動機を求められました。

ここは事前準備してたとおりに答えましたが、 面接官はふーんと言う感じ。

あんまり興味ない?って思いましたが、このあと一変しました。

[chat face=”icon_business_man10.png” name=”面接官” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]自分の弱みはなんだと思う?またそれを改善するために何してる?[/chat]

新卒採用のときの質問みたいだなぁと思いながら、事前に考えてなかったので適当に答えてしまいました。

[chat face=”d160a53f71104dc4e5ed3c300ba3ba79-2.png” name=”しおりんぐ” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]英語はそれほど得意じゃないです。日常レベルの英会話やメールのやり取りぐらいはできますが、ビジネスでバリバリ使えるようになるために、内定を頂いたら英会話に通おうと思っております[/chat]

[chat face=”icon_business_man10.png” name=”面接官” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]他に弱みは?[/chat]

[chat face=”d160a53f71104dc4e5ed3c300ba3ba79-2.png” name=”しおりんぐ” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]そうですね、体力あまりないので、長時間労働とかしんどいですね。現在体力がないのを改善するためにジムに通っております(学生か!)[/chat]

[chat face=”icon_business_man10.png” name=”面接官” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]聞きたいのはそういうことじゃないなんだよ!

私がこれから君をプロジェクトにアサインするときに、どういう能力があって、何ができてないかを知る必要がある。

体力がないです、英語ができないですって言われてもプロジェクトにアサインするなんの参考にもならないから![/chat]

って結構怒り気味に言われました。

えぇーって思いましたが、なんとなく面接官が求める答えがわかったので、以下のように答えてみました。

[chat face=”d160a53f71104dc4e5ed3c300ba3ba79-2.png” name=”しおりんぐ” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]他の弱みとして、論理的思考力も御社の社員に比べるとまだ弱いかもしれません。

現職でもマーケティングや商品開発で課題解決を中心に仕事をしてきました。

しかしながらコンサルタントの皆さんと比べてまだまだ弱いと思いますので、これからもっと伸ばしていく必要があると考えております。

そのために1日1冊、ビジネス書などを読み論理的思考力に磨きをかけていっております[/chat]

上記のように答えると、面接官が満足そうに返してくれました。

[chat face=”icon_business_man10.png” name=”面接官” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]なるほど、まあ最初はコンサルタントとしてそういうところを学んでいくことになるから、しっかり身につけて早く戦力になってもらえるように期待してるよ[/chat]

面接官がどういう答えを求めているか会話の中から見極められると、

また自分の弱みについては、定番の質問です。

しかしながら新卒のときみたいにざっくりした弱みを言うのではなく、コンサルの仕事を遂行する際に不足している能力を挙げて、その対策法を示すとよいかもしれません。

ボストン・コンサルティング2次面接ケース面接

そしてついにケース面接。

ケース面接の対策については以下のケース面接最強の完全対策法の記事を参考にしてください!

https://www.shioring.com/work/fermi/

今回のケース面接は最初に数枚データが印刷された書類を渡されました。

で、その書類を見ながら面接官の質問に答えていくというパターンでした。

手元の書類には90年代の文房具メーカーの売上、利益とシェアが書かれていました。

面接官「まずこのデータを見て印象を答えてください」

私「(印象?!)そうですね、A社が90年代の後半から売上・シェアを落としており、B社がその売上・シェアを持っていった様子ですね。

C社に関しては売上は上がっていますが、シェアが下がっているので文房具以外に注力して売上を伸ばしたのでしょうか。

D社はシェアは横ばいですが、市場の縮小とともに売上を減らしているという印象です」

面接官「そうですね、それではA社が売上・シェアを落とした理由として考えられる理由は何があるでしょうか?思いつく限り答えてください」

私「4Pで考えますとまずプロダクトはA社の製品の品質が下がった、B社が画期的な製品を出して製品として優位性が無くなったなどでしょうか。

プライスはB社が値下げを行いシェアを持っていかれた、A社が値上げを行いユーザーが離れたなどです。プレイスはA社の営業力が相対的に下がり、文具店やスーパー、コンビニなどで優位陳列ができなくなったとかが考えられます。

プロモーションはA社が不祥事などでブランド力が落ちた、B社の広告戦略などでブランド力で負けてしまったなどが考えられます」

面接官「うまく理由を考えてまとめられていて良いです。他にジャストアイデアで良いので、A社の売上が落ちた理由を考えてください」

私「そうですねー、他には工場の不調で主力製品が供給できず欠品を起こしたとか、コンビニなどの新しい流通に対して営業力が弱かったなどが考えられますでしょうか」

面接官「他には理由はありませんか?」

私「(さらに?!)えーっと、消費者のニーズが変化していることに対応した新製品の開発をできなかったとかでしょうか」

面接官「わかりました。それではA社者がこの先業績を回復するために考えられる施策はなにがあるでしょうか?」

いつもなら、ここで5分とか10分考えてまとめる時間をもらえるのですが、会話形式でのケース面接なので、そんな時間ありません。。。

テンポよく答えないといけないので、受け答えがいつもよりうまくできず。。

私「先程の4Pで分析した現状に対して、打ち手を考えるとプロダクトはB社よりも優位性のある製品の開発、プライスは市場に受け入れられて売上が最大化される価格戦略の見直し、プレイスは社内の営業力の向上、プロモーションはブランド力の向上などが考えられると思います」

面接官「わかりました。それではそこから1つ具体的な施策を考えて提案してください」

私「それでは、B社より優位性のある製品の開発について具体的な施策を考えます。まずは3C分析により市場・消費者・競合の分析を実施を行います。

市場のトレンドを掴んで、消費者ニーズを把握して、競合製品より差別化された製品のコンセプトを開発します。そこで明らかに優位性が確認できたコンセプトについて、そのコンセプトに沿った製品開発を行います。

そこで必要な技術については他社とのアライアンスや企業買収も視野に入れて量産化までの技術を確立して上市までもっていきます」

面接官「なるほど〜、開発者っぽいね。でも文房具自体の市場が縮小してるじゃないですか。そこでB社と差別化された製品を開発しただけで業績回復するかな?」

私「(さすがコンサルタント。痛いところついてくる・・)その点につきましてはコンセプト開発の時点で、消費者の潜在ニーズを見つける必要があります。そこで市場の拡大ができるような新製品の開発が必須となります。ハードルは高いですがapple社がiPodで業績を回復したように、業績回復という課題をに対しては必要なハードルかと思います。

面接官「わかりました。ケース面接はここで終わります」

ボストン・コンサルティング2次面接の結果

ケース面接はわりと手応えあったけど、その前の面接ではちょっと怒られたしどうだろうと思いながら約1週間。

全然面接通過の連絡来ないなーって過ごしていると、見知らぬ番号から電話が。

電話に出るとリクナビのエージェントからの電話でした。

「2次面接の結果ですが、3次面接にすすむことはできませんでした」

はー、マジかよ。。。ここでおわりか。。。

結構手応えあったんだけどな。。。

「なんと内定です!」

!!!!!!

2次面接で内定出ることは少ないらしいですが、エージェントから聞いた話によると、たまたま面接官がかなり偉い人でその決定権があったということ。

またボストンコンサルティング自体が現在一気に事業規模を拡大中でかなり内定が出やすい状態だったらしいとのことです。

そんなラッキーが重なって無事ボストンコンサルティングの内定をもらう事ができました。

これにてボストンコンサルティング編完結です。

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