吹奏楽部はキャリアパスがないのか?

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先日吹奏楽部はキャリアパスがない!というまとめがバズっていました。

 

まとめると

・吹奏楽コンクールで金賞をとってもプロからスカウトされないし、音大受験で有利にならない

・吹奏楽強豪校からプロのミュージシャンで大成した人があんまりいない

・吹奏楽は高校卒業と同時に大半が辞める

・数千時間練習に費やしてもキャリアパスがない

 

▼詳細な記事はこちらです

吹奏楽部はキャリアパスがない!吹部の実状について – Togetter

(みなくてもいいです)

 

以上の感じで批判されていました。

上の3つに関しては、事実としてはたしかにそうかなぁって思います。

(だから悪いとは思わないけど)

 

ただ練習に数千時間費やしてもキャリアパスが無いって批判するのは意味がわからない。

 

私の吹奏楽部時代の話

ここでちょっと私の話をすると、私も中学〜高校まで5年間吹奏楽部に入ってました。

担当楽器はサックス。

 

練習時間は平日が15時から18時の3時間と、土曜日は13時から18時の5時間。

週に20時間程度でしょうか。

 

夏休みはコンクールに向けて練習は激しくなり、朝9時から夕方19時ぐらいまで、休憩をのぞくと1日8時間ぐらい練習していました。

週48時間で、3週間ぐらい続きます。

 

もちろんテスト前は部活動が禁止になるので、長期休暇とテスト前をのぞいて年間35週間ぐらい練習していました。

それにコンクール前の練習を合わせると、年間の吹奏楽部の練習時間は800時間を超えます。

これが中1から、引退する高校2年生の最後まで続いたのでトータル練習時間は4,000時間でしょうか。

 

たしかにこうやって多くの時間を練習に費やしたなーって思いますが、後悔はしていません。

楽器の練習と並行しながら、勉強もこなして京都大学にも入れました。

かけがえのない友人とたくさん遊んだりゲームしたり、色んなことして吹奏楽以外も楽しみました。

 

部活動とはキャリアパスのためにやるのでしょうか?

 

私は高校を卒業して、大学で吹奏楽はやりませんでした。

大学ではサークルに所属せずに、色々なことを経験したい&勉強を頑張りたいと思ったからです。

 

野球部やサッカー部はたしかに、高校時代に活躍して注目されて、プロとなる人たちもいるでしょうが、そもそもそんな人たちは一握りです。

(ちなみに私の同期にはプロの演奏家として、オーケストラに所属している人もいます)

 

友人と目標に向かって絆を深め、汗をかき、青春を過ごす。

そして、聴きにくれた人たちに音楽を通じて楽しんでもらう。

それで十分ではないでしょうか。

 

そもそも、京都大学に入れたのも、吹奏楽の練習で培った集中力のおかげだと思います。
高校を卒業して10年以上たちますが、未だに吹奏楽部の友人とは月に1回遊んだりしますし、年に一度は吹奏楽部の同期みんなで集まります。

 

▼今年のゴールデウィークに行った、この記事のキャンプも吹奏楽部時代の友人と行きました。

www.shioring.com

 

 

文化祭の前日、夜中まで練習した後みんなでココイチのカレーを食べたこととか、最高の思い出としてまだ残っています。

もう楽器はほとんど触らないですが、趣味程度には吹奏楽の音楽をapple musicで聴きますし、クラシック音楽についてもそれなりに語れます。

本当に吹奏楽部の経験は人生に厚みを与えてくれました。

 

もちろん明確にプロを目指して野球強豪校で野球する、サッカーをするでも良いと思います。

それは個々人の考え方ですし、それで大成している人も沢山います。

 

ただ多くの人たちにとっては部活動とキャリアパスはあまり関係ないと思います。

でも、その部活動の経験は将来様々な場面で活かされるでしょうし、青春の思い出も残ります。

なにより一生の仲間ができます。

そういった点では、吹奏楽部の時間が無駄になることはありませんので、どんなキャリアにもつながります。

 

どうせ、中高時代の部活動が仕事になる人たちは圧倒的に少ないのですから、好きなことやりましょう。

 

まとめ

何が言いたいかわからなくなってきましたので、この辺りで記事終わりますw

 

とりあえず吹奏楽部はマジでオススメ。

熱い青春を過ごせること間違いなし。

教養も集中力も精神力も身につく。

 

あと、吹奏楽アニメの「響けユーフォニアム」もマジオススメ。

 

▼絶対見た方がいい。

 

 

以上!

しおりんぐ

しおりんぐ

京都大学→大阪で会社員
かつて外資コンサル目指して転職活動して内定もらいました。
でも転職しませんでした。
その時の経験やビジネスに役立つ情報を発信しています!

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