
この記事はアクセンチュアの1次面接のレポートです!
実はアクセンチュアは新卒の時に内定もらいました。
でも当時は超絶なブラック企業との噂を聞いていました。
私以外の周りの受けた人もみんな内定をもらっていました。
そしてみんな内定を辞退していました。
当時はそんな企業イメージでしたが、今ではうまく働き方を変えたり、コーポレートブランディングも上手くいったのか、今や就職したい企業としても上位にランキングしています。
ということで○年ぶりにアクセンチュアの戦略コンサルタントを受けてみました。
事前対策内容
アクセンチュアはリクルートエージェント経由で応募しました。
しかしながらリクルートの担当の方の管轄が違うとかで、いつもの担当のエージェントの方とは違う方が担当になりました。
いつもの担当エージェントすごく良かったのになぁ。。
そこで新しいエージェントの方と事前に電話面談が設定されました。
いつものエージェントにすでに説明したことや希望の条件など重複した説明が多く面倒でした。
向こうの都合があるのも仕方ないですが、もうちょっと社内で共有してほしーなとは思います。
しかも消費財分野を希望しているのに、なぜか「素材・エネルギー業界」担当の経営コンサルタントとしてアプライされておりました。
それをエージェントの方に伝えると、面接で消費財希望の旨を伝えていだければ大丈夫です!とのことでした。
(ここ伏線1)
また事前の新エージェントとの面談で、アクセンチュアの面接内容を伺うと志望動機や現在の業務内容の深掘りなどです、ケース面接はありませんと言われました。
念押しで「ケース面接は本当にないんですか?」と確認すると、「今までこの分野ではされたことはないので大丈夫」と伺いました。
(ここ伏線2)
というわけで、事前対策は志望動機を重点に準備することに。
(自己紹介や業務内容、得意なことなどはいつも準備しているの使い回せるので)
採用サイトをよく見ていると、アクセンチュアの採用理念として「未来のアクセンチュアに必要なDNA」というのを公開しています。
背伸びをしてでも目標に手を伸ばさずにはいられない
自分も会社も世の中までも、変えたいと望む
ここで成長したあとは「次のステージ」も視野に入れている
チャレンジに、手加減をしない
タフな状況も、先頭に立ち楽しめる情熱がある
正しい判断のためには、上司との衝突も辞さない
信念に基づき、主張し、実際にやりとげる
チームワークの可能性を信じる
多様な文化、相違する意見の中にこそ宝石があると知っている
常に誠実さを失わず、言行一致の気概がある
こういうの公開してくれるのありがたいですね。志望動機が作りやすくなります。
実際に私自身も今までの業務経験で大きなチャレンジをしたことや、高い目標を設定して達成したこともあるので、そのような経験と絡めて、アクセンチュアの理念をうまく紐づけて、志望動機に落とし込むだけです。
「現職では〜というプロジェクトを通じて、大きなチャレンジをして、高い目標を達成してきました。御社でもそのようなDNAを必要としていると思っています。こういった私の経験がうまく御社ではうまく活きると思い、志望いたしました」
的な感じで準備しました。
あとは、NRIのときみたいになんで新卒のとき辞退したの?って聞かれた対策は正直に「新卒のときは御社の印象が正直良くありませんでした。しかし、そこからいろいろ御社が改革のチャレンジを進められて、今のように就職したい企業で上位に来るようになったチャレンジ精神に感銘を受け、再度志望するようになりました」
と中々に上から目線で対策することにしました。
▼ 新卒で内定辞退したことを突っ込まれたNRIの面接レポートの記事はこちら!

アクセンチュア1次面接の内容
1次面接ということで、スカイプ面接でした。
まずは自己紹介、志望動機、得意なことや、現職の職務内容について聞かれました。
通り一遍、そんなに深く聞かれることもなく、だいたい一通り聞かれて話し終わった頃で20分ぐらい。
面接官からの印象的だった質問は
「うち素材やエネルギーの部門なんだけど、大丈夫?消費財出身っぽいけど」
って聞かれたので、
「私は御社の消費財部門を志望しております、面接でその旨をお伝えすれば、消費財部門での採用で選考進むと伺っております」と答えました。すると
「えー、まじで?リクルートさんそんなこと言ってたの?んー、考えとくわ」
と言われ、おやおや話が違うじゃないかと、このあたりで思いました。
でそろそろ終わりかなー、あんまり対しことなかったなーって思っていると衝撃の一言が
「じゃあ、次ケース面接しましょうか?紙とボールペン持ってます?」
ええええええええええええ
エージェントの人、ケース面接ないって言ったじゃん!!
って動揺しながらも、ケース面接に挑みました。
ケース面接について
お題は「ある化学メーカーが画期的な新素材を開発しましたが中々売上が伸びません。この素材の売上を伸ばす方法を考えてください。5分で考えて5分ぐらいでプレゼンしてください」
というわりとふわふわしたお題に、しかも時間短いなって思いましたが、一生懸命考えました。
軽いケース面接って感じですね。
以下、私のプレゼン内容です
まずマーケティングの4Pで現状を分析いたします。その中でプロダクトは今回画期的な素材を開発したにもかかわらず売れないとのことなので、製品力は十分にあると想定してあまり考えないとします。
まずはプロモーションですが、その画期的な素材の認知がない可能性が高いと思います。その素材を必要としているお客様に、その素材を知られていない可能性です。
次にプレイスですが、その画期的な素材の販売先として、既存の顧客中心になっている可能性があります。特に素材メーカーは固定の得意先に営業をかけてばかりいるかもしれません。その素材を本当必要としているのは、新規のお客様かもしれません。
最後にプライスですが、その素材の値段設定が適切でないかもしれません。
この素材について、お客様は魅力的に見えているかもしれませんが、価格が高く使用を控えている可能性があります。
まずは生産効率の向上や、大口取引先にはディスカウント率を上げるなど、価格戦略を見直すことが必要かもしれません。
以上の現状分析から打ち手として以下の3つを提案いたします。
①展示会やウェブサイトを通じての認知度アップ
②テレビ広告などで一般消費者へのアピール
③生産効率向上による価格抑制
①の認知度アップは、展示会などを通じてこの画期的な素材を発信いたします。
すると、本当にこの素材を必要としている会社とのマッチングにもなりますし、展示会に来ていただいたお客様に、今後の選択肢との一つとしてもらえるかもしません。
結果認知度アップでこの素材を必要としているお客様へこの素材の情報が届くかもしれませんし、新規顧客の開拓にも繋がります。
また切実にこの素材を必要としている会社はネットを通じて検索する可能性も高いので、この素材によって実現できること・解決できることを発信いたします。
②の一般消費者へのアピールは、どのような素材であれ、最終的には一般消費者の手に届くことを考えてテレビ広告などを通じてブランド力を向上させます。
たとえば希少糖であったり、イグゾーであったり素材自体をブランド化することで、この素材を使っている製品は優れていると一般消費者に認知された例は多くあります。
そのように一般消費者へのこの画期的な素材の認知を上げブランド力を上げることで、取引先のこの素材を使用することへのメリットが大きくなり売上が向上すると考えられます。
③は生産効率向上は、現在開発されたばかりということで、生産ラインも最適化されていないことも考えられます。生産を通じて、スピードを上げられそうな部分、無駄を排除できそうな部分を今一度洗い直し生産効率を向上させることで、販売価格を抑制いたします。
すると今まで使いたくても使えなかったお客さんが使用してくれるようなるかもしれません。そうなると生産量も増え、さらに生産効率も上がってくるので、更に価格を抑制できると思います。
以上が私のプレゼン内容です。
5分で考えて、5分で発表なので、ほんとにあっさりとした簡単な発表になりました。
面接官からのコメントは
「②の一般消費者へのアプローチ・ブランド力向上はいかにも消費財出身っぽい考え方でいいね〜。」
だけでした。
それ以外は特に質問されることもなく、突っ込まれることもなくふーんって感じで話折りました。
結果
以下エージェントからの、選考結果のメールそのままコピペです。
先日選考に進まれた企業の結果をお伝えさせていただきます。
大変恐れ入りますが今回はご期待に添えない結果となりました。
お力添え出来ず申し訳ございませんでした。○○様のポジションをご用意することができないということとなっており申し訳ござません。
【企業名】 アクセンチュア株式会社
【理由】 能力やスキル、経験は申し分なく採用レベルに達しているが、素材・エネルギー部門では○○様の能力を活かすポジションが無いため。
おおーい!!
消費財部門での選考じゃないんかい!!!
しかもポジションが無いって。。。エージェントちゃんと事前に確認しておいてよ!!
そしたらお互い無駄な時間使わなかったじゃん!
最初から最後まで、エージェントに振り回された面接でした。
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参考にさせて頂いています!
引き続き楽しみにしてます!