しおりビルヂング

趣味ブログ。本を紹介したり、ガジェット紹介したり。マーケティング、投資、ビジネス、統計、数学についても解説したりもします。

格差問題に軽く触れる

去年に大流行したピケティの「21世紀の資本
 
内容は超ざっくりにいうと
資本収益率(r) > 経済成長率(g) だから格差は広がり続けますよ。
ってことです。
 
ちなみに今回紹介するのはピケティの本の紹介じゃないです。
 
ただ、わざわざピケティに指摘されるまでもなく、資本主義は格差が広がります。
特にアメリカの方では格差問題がひどく、トランプ氏のような候補者が指示される原因ともなったりしてます。
 
そんな格差問題を扱った本が、今回紹介する以下の本です。

 

もっと真面目な本かと思いました?

この本は日本の中の格差を結構面白く記述してくれています。
実際に色々な場所や人への取材を元に書かれています。
ちなみに私の勤務している会社の本社も港区にあり、よく港区には出張でいくのですが
確かに港区はベンツにかぎらず高級外車多いな〜と思います。
 
本書はタイトルにあるように、東京都港区の車事情であったり
芦屋と尼崎の銭湯の数であったり
別荘格差、クルーザー格差、カード格差などなど様々な格差を取り扱っています。
 
移動中に軽く読むのにはもってこいの軽さです。
 
ただ格差を扱っているとはいえ、どちらかというと豊かさの格差を扱っており
貧困層の格差問題は最後に大阪西成区が紹介されるぐらいです。
これは著者もあとがきで、なぜ豊かさの格差にフォーカスしたか理由を書かれています。
 
取材を元に書かれており統計的に実証研究したわけでもなく
本当にただただ軽い読み物という感じです。ただ文章は面白く結構惹かれます。
 
この本が出版されたのが2008年。
それからリーマン・ショックや大震災など様々な出来事がありました。
 
格差はさらに広がりをみせ、テレビニュースなどでも良く取り上げられます。
果てにはピケティの大流行。
 
格差の善悪や、格差是正の必要の議論など尽きることはありませんが
格差は確実に広がり続けます。
 
そのときに格差に嘆くのではなく
自分がちょっとでも格差の上のほうに行けるように、一生勉強を続けるスタイルで生きていけたらなと思う日々であります。